いわてぐらし。
2013-07-19T06:32:48+09:00
teardropstone
いわてで見つけたり出会ったあれこれや、日々のささいな出来事をつづる不定期日記(愛猫自慢もあり)。
Excite Blog
西和賀でお茶すすり。
http://tdstone.exblog.jp/19294619/
2013-07-19T06:33:43+09:00
2013-07-19T06:32:48+09:00
2013-07-19T06:32:48+09:00
teardropstone
日々のアレコレ
で、以前から通っている西和賀町の「母ちゃんの店わがや」さん。
十割そばと素朴な山里料理が、んもう本当に美味しい。
3人母ちゃんの笑顔も、ステキです。
そちらで、今週末の7月21日(日)に行われるイベント。
茶器に茶葉を入れ、ずらしたフタの隙間からお茶を
すするのだそうです(母ちゃんのおひとり、Sさん情報)。
一緒にいただく「へっちょこ」は、いわゆる県北のタカキビだんごではなく、
米粉を使った白いおだんご。
だんごもうまいが、甘さ控えめの小豆あんが絶品。もちろん手づくり。
先着30名で無料。11時から15時まで。
投票帰りに、西和賀に寄ってみるのはいかがでしょ?
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家と人。26号
http://tdstone.exblog.jp/18687060/
2013-05-03T08:39:14+09:00
2013-05-03T08:39:22+09:00
2013-05-03T08:39:22+09:00
teardropstone
日々のアレコレ
最初にお話をいただいて驚天動地したのは、今年の1月7日。
それから実に4ヶ月。
ついに、お目もじ叶う日がやって参りました。
家と人。26号
なんの因果か、いや幸運に恵まれて、
「家と人。」に2011年まで連載をさせていただいていた。
書くべきことは書いた、と思っていた矢先の特集の依頼でした。
しかも巻頭、とな?! …正月からめまいがした。
どこに取材に行く?
でも、以外と自分の中ではすんなりと「3人」が決まったのです。
ひとり目は、木のうつわの作り手、Iさん。
木へ向けるまなざしと愛情の強さは、他に比する人がいないのではと思う。
そして実は、私に“道”を示唆してくれた人でもあるのです。
本人は、そんな事を言ったことすら覚えてないけど。
もうひとり目は、土のうつわの作り手、Sさん。
伝統のものづくりを考えたとき、まっさきに思い浮かんだのでした。
ここ数年の変化と、それを受け入れる覚悟について。
ありのままを書くことについても受け入れてくれて、感謝しています。
そして、最後のひとりが、平泉の「せき宮」店主Sさん。
本誌での連載は2006年3月、Sさんの記事から始まったのです。
あれからの7年、盛岡にも岩手にもたくさんの“伝え手”が生まれたけど、
それでも未だ、「せき宮」さんのようなお店はないのです。
今回は、写真も自分で撮影しての取材でした。
はっきり言って、写真がこんなに難しいものだったとは
本誌が出来上がるまで気づいていませんでした。
なもので、相当に打ちのめされております。…いまは。
好きなものを、好きなように書く。
楽しいと思ってましたが、つらくて厳しくて悩みが深まりました。
それでも、
こういう機会がなければ向き合えなかった自分の思いに気づきました。
そして、たくさんの勉強をさせていただきました。
編集者のDさんは、ライオンです。
私は、この年にして谷底に投げ落とされました。
ここから這い上がれるのか。
「家と人。26号」は、
そろそろ、県内ほか県外の取り扱い書店に並ぶころです。
ぜひ、お手に取ってごらんください。
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ばあちゃんが、お洒落なフリペに。
http://tdstone.exblog.jp/18509061/
2013-04-09T17:38:14+09:00
2013-04-09T17:38:46+09:00
2013-04-09T17:38:46+09:00
teardropstone
日々のアレコレ
盛岡市大通商店街発行のフリーペーパー「MoodsPaper」に、
木村ゴヨばあちゃんの記事を書かせていただきました!
「人情時間と出会う」というテーマで、
片面はキッチンカーで自家焙煎珈琲を提供している若者のおはなし。
顔と顔が見える、そんな「商い」の新旧の対比が面白いです。
ばあちゃんの取材をOKしてくれたRさん、
取材に同行してくれたKさんとカメラマンのMさん。
寒い中、ほんとうにありがとうございました!
カメラを向けるとおすまし顔になるゴヨおばあちゃん。
こちらの紙面では、笑顔(金歯も)前開のおばあちゃんがいます。
やっぱりプロの仕事だなあ。
見かけたら、ぜひお手に取ってください。
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4月のイベント。
http://tdstone.exblog.jp/18472635/
2013-04-03T18:04:29+09:00
2013-04-03T18:04:11+09:00
2013-04-03T18:04:11+09:00
teardropstone
てとて、手しごと
こっちに、書いておくのを忘れておりました。
4月の「てとて」のイベントです。
千香子さんのお話、ぜひ聞いて欲しいです〜。
お灸も、体の中からあたたまりますよん。
くわしくは、コチラを。
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4月27日(土曜)
第15回ママゴト会・その1「井戸端てとて〜焙茶工房しゃおしゃんさんに聞く、気仙茶のこれまでとこれから」
時間/10時〜、14時〜(各回2時間程度)
料金/1500円※お茶と気仙のこびる付き
震災で大きな被害を受けた気仙茶について、「焙茶工房しゃおしゃん」店主の前田千香子さんから気仙茶と気仙地方の「こびる」をいただきながら伺います。
4月28日(日)
オープンデイ「小さな手仕事市」
時間/11時〜16時
小久慈焼をはじめ各地から集めたうつわや道具類のほか、手作り菓子や新鮮野菜などの販売も。
4月29日(祝日)
第15回ママゴト会・その2「はじめてのお灸〜お家でできる簡単お灸セットを作ろう&やってみよう」
時間/10時〜、14時〜(各回2時間程度)
料金/2000円※お茶とお菓子付き
自宅で手軽にできるお灸セットを作ります。体の中からじんわり温めるお灸のパワーや使い方についても、講師がじっくりお話しします。 講師/ひろはりきゅう 鍼灸師 ムラオカ ヒロコさん
さらに、27日の夕方からは、もうひとつ。
4月27日(土曜)
冷えとりさん集まれ!冷えとり研究所
時間/18時30分〜
料金/1000円※お茶とおやつ付き
内容/最近よく耳にする「冷えとり」。実践中に発生した疑問・質問をぶつけ合ったり情報交換する場を作ります。「冷えとりの効果は?」「これって私だけ?」「これ、オススメ!」などなど、お茶っこ飲みながらゆるゆると語り合いませんか? これから始めてみようかな?という方も大歓迎!]]>
ばあちゃん、3位。
http://tdstone.exblog.jp/18472612/
2013-04-03T17:57:25+09:00
2013-04-03T17:57:51+09:00
2013-04-03T17:57:51+09:00
teardropstone
日々のアレコレ
うっれしいですねえ〜〜〜!!!
「みんなの経済新聞ネットワーク」が実施している
「みん経まちのニュース大賞2012」で、
盛岡経済新聞さんが書いてくれた、ゴヨばあちゃんの記事が3位に輝いたんですって!
くわしくは、コチラ。
おしえてくださったのは、記者のYさん。
わざわざご連絡をくださいました。
記事には、その後のゴヨばあちゃんのことも書かれています。
ばあちゃん、温泉三昧なんだって(笑
いいよいいよ、50年もがんばってきたんだから。
ゴヨばあちゃんのとある日のランチ。
漬物が南国カラーです(笑
あ〜〜〜〜〜、ばあちゃんに、また会いたいなあ。
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最後のかずのこ。
http://tdstone.exblog.jp/17523083/
2012-12-28T17:24:34+09:00
2012-12-28T17:24:32+09:00
2012-12-28T17:24:32+09:00
teardropstone
ビバ!ローカルめし
どんどん更新が滞っておりますが、このテキストを書いて
1年を締めくくれるのが、個人的にはとってもうれしいのでございます。
黄金色のこのかずのこ、
とても上手に塩抜きがされていて、
実においしい。
「これさ、醤油かけて喰ってもいいんだ」。
売ってくれたおばあちゃんが
そう教えてくれたけど、
醤油をかける前に
我が家の食卓からは消えていた。
教えてくれたおばあちゃん。
木村ゴヨさん。
来年の誕生日がくれば95歳になる。
八戸から仕入れてきた魚やお菓子を、
盛岡市大通の道ばたに座って、道ゆく人に売ってきた。
盛岡では、たぶん最後の行商さん。
12月の10日頃のことだった。
いつもの通り、道ばたに座っているゴヨばあちゃんを見つけ、
豆しとぎ(好きなんですよ)を買おうと立ち寄った私は
ばあちゃんの横の看板を見て衝撃を受けたのでございます。
……ええ!
辞めるということもさることながら、
ゴヨさんが50年も盛岡で行商をしていたことに
とんでもなくビックリした。
移り変わりの激しい大通。
50年前の町並みを知っている人なんて、
通りで商いをしている人の中でも
めっきり少なくなっているはず。
このゴヨさんは、50年も道ばたでず〜っと
盛岡を見守ってきた人だったんだ。
…感謝したい。
……わたくし、スイッチが入ってしまいました(笑
「昔は昼前には売り切れたもんだ」。
郊外に巨大なショッピングセンターが立ち並ぶようになる前は、
個人商店も街角の小さな商いも、すこやかに回っていた。
そんな頃みたいには売れないだろうけど、なんか出来ることはないだろうか。
そこで、ツイッターで呼びかけたのが11日。
「@tetote_inoue 盛岡市の大通で、海産物を売っている行商のおばあちゃん。御年95歳。毎日八戸から通い続けて50年(!)、今年いっぱいで盛岡通いをやめるそうです。ありがとう、ごくろうさま。感謝の気持ちでおばあちゃんから買い物しませんか?そして私は最後の日、おばあちゃんにお花を贈ろうと思っています。」
ツイッター初心者です。
しかも未だにケータイはスマートじゃない。
しかし、反応はすごかった。
たくさんの、本当にたくさんの人がリツイートしてくれた。
(一人ひとりにお礼をしたかったのですが、やり方が実はよくわかっておらず、うまく反応できませんでした…恥)
そこからは、もうとんとん進み、
25日の地元紙「岩手日報」に、ど〜ン!とゴヨさんの記事が載ると、
翌日からはもう朝8時からお客さんが押しかけたそう。
新聞の力って、本当にすごい。
***********************************************************
そして12月28日。
いよいよ、ゴヨさんの50年の商い、最後の日。
ワタクシ頼まれてもいない花を持ち、正午過ぎ、大通りへ向かいました。
そしたら………………、
ゴヨさんが、
いないっっ!
ものすごい人が来ていると聞いていたので、
事前に数の子と鮭を撮り置いてくれるようお願いしていたのだった。
お昼過ぎに来るからね、と。
慌てて、お隣のナガヌマ家具店さんへ入って聞いてみると
品物は12時前には売り切れてしまい、しかもテレビ局の取材まで入り、
私が買いにくるのを待っていてくれていたものの
寒さや疲れで30分前に引き上げてしまったのだと。
「こねえな〜って、全部売ってしまったんだよ〜」とナガヌマさん。
嗚呼、嗚呼、嗚呼嗚呼〜〜〜〜〜!!!
しかし、神は見捨てず。
たまたま、その場に居合わせたK社の新聞記者さんが
「私が最後の数の子を買ったので、よければ」と
譲ってくれたのでございます!!
記者さん、本当にありがとうございます!
それが冒頭の数の子なわけですが、
11日からこのかた、しつこく通い続けた私が、最後に会えないなんて。
「すぐには電車に乗らないって言ってたっけよ」とナガヌマさん。
……オシ!
ワタクシは、駅へと走りました。走った走った、本当に。
今年いちばん、走ったのではないだろうか。
駅に着き、ナガヌマさんから教えてもらった地下街を探すも見当たらない。
電車の時間を見たら、直近は13時10分発の八戸行き。
ダメ元でIGRの駅員さんに「あのー、八戸から来ている行商の〜…」と
伝えると、即座に笑顔で「ああ木村さん。もう、電車に乗ってますよ」と。
入りましたよ、改札へ。(もちろん入場券買ってます)
出発まで残すところ10分、2両編成の電車の中を歩いているとき、
ワタクシの頭の中には何故か、本当に何故か、
「東京ラブストーリー」の、あのキラキラしたBGMが流れていました。
…会いたい人はカンチ!ではなく、94歳のおばあちゃん。
そして先頭車両のいちばん前に、発見!
たくさんの花束と、
たくさんの贈り物を手に、ゴヨさん。
お客さんもたくさん来てテレビや新聞の取材も受けて、ほんとうに疲れているだろうに、笑顔で「待ってたけど売っちまった〜」というので、「大丈夫、記者さんから1個譲ってもらったから!」。わかったかどうかは不明ですが、こんな笑顔。
う〜、ほんとによかった!
そして13時10分、八戸行きの電車は
ゴヨばあちゃんとともに北へ。
ばあちゃ〜〜〜ん、50年間、本当にお疲れ様でした〜。
私があれこれやきもきするまでもなく、
ゴヨおばあちゃんは、
本当にたくさんの人に愛されていたのだなあと知りました。
やっぱり岩手、そして東北はい〜ところです。
お元気で。
ほんとうに、お元気で。]]>
おやつイロイロ。
http://tdstone.exblog.jp/17148526/
2012-11-11T16:53:37+09:00
2012-11-11T16:53:44+09:00
2012-11-11T16:53:44+09:00
teardropstone
好き好き産直おやつ
きっとあの雲の中では、真っ白い雪が降っているのだろう。
もう何回か雪化粧をした岩手山。
冬タイヤに交換するタイミングを悩んでおります。
…どよ〜〜〜ん。
冬へと向かうこの季節、ワタクシは一番ナーバスになります。
雪が降ってしまえば「しょーがねえ」って開き直るんですけどね。
なんで、景気づけにブログを更新。
この1ヶ月ほどの間に食べた、美味しいもののことなど。
陸前高田市は広田半島で、おいしいおやつを作っている、工房「めぐ海(めぐみ)」の看板商品、
その名も「めぐ海焼き」。
米粉を使ったおやきの生地に包まれているのは甘じょっぱく煮付けたすきこんぶ。
もちっとした生地にぱくっとかぶりついて、むにむに。すると真ん中から、ちっちゃなホタテの貝柱がコンニチワ。長野の「おやき」とも違う、おかず系のおやつです。中の「あん」も色々あって楽しいよ〜。
先日、ひさびさに行ってきた十和田湖。
行ったら必ず湖畔にある喫茶店マリンブルーに寄って、
これ食べる。名物のアップルパイ。
生の食感を残したりんごがごろんごろん。
多分、シナモン使っていないんじゃないかなー。
さすがりんご王国。素材勝負の直球アップルパイです。
そして、ここ1ヶ月(ぐらい)で、
いちばん感動したのがこれ。
花巻市大迫町の老舗「高鉱菓子舗」の栗だんご。
むき栗いっこを上新粉の白いお団子で包んで、とろ〜りと柔らかい粒あんをまとっております。
あんこの甘みと舌触りの良さはもちろんウマいですが、餅の中に仕込んだ栗!よくある甘露煮ではなく、茹で栗をまるまる包んでいるなんて、なんつう贅沢でしょ。
あんこも甘さが控えめで、しかも一口サイズなので2個3個といきたいところですが、なにしろ本物の栗を使っているので、あまり数は出来ないようす。
しかも栗のストックがなくなったら終わり、の期間限定品。お店の人に聞いたら、「11月いっぱいまで位は持つかなあ」だって。すでに2回も買いにいきましたが、また行くかも…(汗)ちなみに粒あん衣のほか、餅に醤油ダレをしみ込ませた「栗だんご」もあり(写真左)、甘いの苦手な人はこちらをオススメいたします。
栗だんごの断面。まるまるの栗が入っているのがわかりますな。
高鉱の人気商品はもうひとつ。
カリッカリのシュー生地からカスタードクリームが顔を出すシュークリーム。トッピングの氷砂糖とナッツの食感もまた素晴らしいの。
店の素朴なたたずまいにだまされそうになりますが、高鉱菓子舗はかなりハイレベルな菓子店でございます。
血糖値あがりまくり。
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伝える…伝わる?
http://tdstone.exblog.jp/17006606/
2012-10-17T07:41:00+09:00
2012-10-17T08:01:20+09:00
2012-10-17T07:40:55+09:00
teardropstone
てとて、手しごと
はなちゃんのブログを見たら、やっぱり〜な写真がアップされていてニヤリ。
そう、あの土曜の空は、みんなが見上げていたっけね。
彼方へ続くうろこ雲。
あんな、くっきりとした縞模様を見たのは
初めてだった。
来てくれた私の友人いわく、
「モーニング・グローリーみたい」。
ディスプレイにワタワタしている先から、どんどん人がやってくる。
そういうのに慣れてなくて、アタアタしてしまくってた。
それでもあり合わせの知識で、染めのこと織りのことを話しまくった。
とりあえず、過去2回の取材での知識は役に立った……と思う(苦笑)。
「この青に一目惚れをしました」と、ブースに寄ってくれたのは、
たまたまこの日、本八幡の駅で降りてイベントの存在を知ったという女性。
作品を見て、設計図(織りのね)を見て、いろいろお話をした。
そして「他も見てきます」と言って会場内へ。
伝えたという達成感と伝わったのかという不安感を忘れかけた1時間後、
なんとその彼女が「やっぱりこの青が忘れられない」と再訪。
青い絣のクッションカバーを買ってくれた。
作家や作品へ対する前知識などなく、
フラットに素直な気持ちで「これがいいから」と手に取ってくれた女性。
その感性に、そして勇気に、とても感動した。
自分自身への反省も含めていうのだけど、
今は手仕事の世界にも作家信仰みたいなものが生まれつつあって、
作品の本当のよしあしが見えづらくなっている気がする。
自分の目で見て、手に取って、いいと思えるかどうか。
そういう“ものさし”を持った使い手が増えていって欲しい。
ブースの中から外を見る。
こういう視点で見られることすらも貴重な経験で。
スタッフも名札をつけるのがルール。
終わったらお返しします。記念に撮影しときました(笑
2日間、立ちっぱで接客していたはなちゃん。
そして彼女のフォローに結集したご家族のみなさん。
ああ、なんていい家族なんだ〜!と涙が出てきそうでした。
お世話になりました!ありがとうございました。
いろいろあったけど、
次に向かっていく道が見えたのではないかしら。
だいじょうぶ、広がっているよ。]]>
はなちゃんの言葉。
http://tdstone.exblog.jp/16978852/
2012-10-12T11:56:12+09:00
2012-10-12T11:55:48+09:00
2012-10-12T11:55:48+09:00
teardropstone
てとて、手しごと
本日の出張、先方の都合によりキャンセル。
ああ、高速に乗る前でよかったわ…。
なもんで、来週が結構すごいスケジュールになっております。入れ過ぎた。
その前に、関東へ。
「工房からの風」、はなちゃんブースのお手伝いです。
その、はなちゃんの言葉がサイトに載っています。
失ったからこそ新しく得るものがあって、
失ったからこそ、それは何よりの「力」となって、
ひとを見たことのない場所へも連れて行く。
だから、失うことを恐れてはいけない。
10月13日、14日、
千葉県市川市、ニッケコルトンプラザへお越しください。
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今年の「工房からの風」。
http://tdstone.exblog.jp/16954567/
2012-10-08T12:10:00+09:00
2012-10-08T12:28:45+09:00
2012-10-08T12:10:44+09:00
teardropstone
てとて、手しごと
ばたばたしています。が、ワクワク入り、のばたばたです。
おしらせ。
10月13日(土)、14日(日)の2日間
千葉県市川市のニッケコルトンプラザで開かれる「工房からの風」。
こちらに、友人の染織家、伊香英恵(いこうはなえ)さんが出店します。
沖縄で染織を学び、郷里の宮古市で活動していたはなちゃん。
昨年の東日本大震災で、海に近い市内のアトリエは流出してしまいました。
前年、結婚を機に栃木に移り住んでいた彼女は無事でしたが
祖母の家でもあり、思い出がたっぷり詰まったアトリエを失いました。
それでも、こつこつと創作活動を続けてきました。
震災の年の9月には男の子も生まれ、母としても奮闘の日々。
作ることとの両立は、並大抵なことではなかったと思います。
花織と紬という伝統技法を駆使しながらも、
彼女のように
愛らしく軽やかな作品が並ぶと思います。
そして、両日、
わたくしも会場で、お店番のお手伝いを
させていただくことに…(^_^;)
どうぞお気軽に、声をおかけください!
作者に代わって説明…はできませんので
作者を呼んで参ります(笑
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小岩井CRAFT市余聞。
http://tdstone.exblog.jp/16823108/
2012-09-16T17:40:24+09:00
2012-09-16T17:39:56+09:00
2012-09-16T17:39:56+09:00
teardropstone
いわてうつわめぐり
ということで、こちらも小岩井CRAFT市。
ですが、まあ、あれこれリポートの字面を追うのも
大変かなと思い、写真を見ながらいろいろと。
おひさしぶり!の
“いるふ。”宮本さんの
布ものたち。
布のテクスチャ、色、そして、それらを取り合わせて一枚の
テキスタイルに仕立てる技…。
毎回ため息が出てしまいます。
この人は、本当に布が、針仕事が好きなんだと思う。
無理矢理お願いし、製作途中の作品を撮影。
そして、これらの多くは、
9月19日から、矢巾町の「ギャラリー豆」さんでお披露目されます!
ガラスとがまぐち展
(ガラス:伊藤嘉輝、がまぐち:宮本佳緒里)
●日時/9月19日(水)〜26日(水)11時〜17時
●会場/ギャラリーwith喫茶 豆(矢巾町又兵エ新田5-162-1)
共催は、星耕硝子の伊藤さん。いやあ、素敵な取り合わせ♡
森の中はわんにゃん多数。
ゴールデンとかミニチュアダックスとか最近は洋犬が多いけど、
柴犬くんたち2匹がケンカちゅう。
う〜んやっぱ日本の犬、かわいいよ〜。
かわいいといえば!
秋田のガラス作家、こむれみほさんちのにゃんこ!
全身きれいな赤とらにゃん、
その名も「金萬」!!←知ってますよね?秋田を代表する銘菓っす
うぎゃ〜〜〜〜!!
かわゆす!!!
そして。
無駄な対抗意識を燃やし、うちのしろりんもアップ。
(しろしんは会場にはおりません)
CRAFT市は、明日も開催してますよ〜ん。
]]>
ひさしぶりすぎるが。
http://tdstone.exblog.jp/16756262/
2012-09-05T18:02:49+09:00
2012-09-05T18:02:37+09:00
2012-09-05T18:02:37+09:00
teardropstone
日々のアレコレ
こちらが、すっかりお留守になっておりました。
倉敷の続きは、またいつか。
9月はともかく、10月がなんだかバタバタしそうです。
移動も多そう。
がんばって、乗り切ろうと思います。
まずは、
こちらのブログの書き方をうっすら忘れてしまったのでリハビリ。
************************************
本日の「積ん読」コーナーから★
糸に染まる季節(大西暢夫/岩崎書店)
職人の仕事ほど面白いものはないと思ってる。よどみなく動く手、真剣なまなざし、立ち上る汗と気迫。そんな所作の一つ一つが無駄なく美しく、見飽きることがない。とはいえ所詮、仕事は結果。私たちが気軽にプロセスを見られるのは寿司職人くらいなもんだろう。
写真家・大西暢夫の「糸に染まる季節」は、新潟県十日町市で染織を手がける職人を追った写真絵本。草を刈って染料を作り、染料に繰り返し漬けて染めた糸で布を織り、布に絞り染めを施す工程が写真で綴られる。文章は短い。なのにページを繰るたび染め場の暑さや生糸を通したステンレスの棒がぶつかる音まで聞こえてくるようだ。圧巻は、工房の天井いっぱいに染め糸がぶら下がる見開き。「糸に保存された季節の色だ」と短く添えた一言が、仕事のすべてを伝えている。
あぁ、かなわん。写真の力の前にいつも軽い敗北感を感じるのは、字数で日銭を稼ぐ我が身の性。それでも、続編を熱望している一冊。
************************************
ちゅう、ことで。この、様々な賞も受けている大西さんの写真展が、
ちょうど、花巻市の「るんびにい美術館」で開催されています。
往き交う命 大西暢夫 写真展 第二期
[水になった村]・[ぶた にく]
●日にち/8月23日(木)〜10月9日(火)
●時間/10:00~17:00(水曜日休館)
感想:仕事の捉え方は人それぞれ。
だけど、生産性だけを追い求める「ビジネス」よりは
私は「役目」ととらえたいと、おてんとさんに向かって祈るばーちゃんの写真を
見ながら思いました。不覚にも写真見ながらないてしまいました。
すごくいいよ。見てみて。]]>
初めての、倉敷たび・3
http://tdstone.exblog.jp/15980278/
2012-06-04T07:57:11+09:00
2012-06-04T07:57:10+09:00
2012-06-04T07:57:10+09:00
teardropstone
日々のアレコレ
茨城から出店していた木工作家の垣本圭子さん。繊細なくりものに塗りを施したアクセサリーやカトラリーがあるかと思えば、実用的ながらフォルムがすこーし変わっている筒ものや指物があったりなどなどと。写真では見事に見切れてますが、右横にあったマスキングテープ入れ、あれは素晴らしい!
そうそう、最近「mt」マークで大人気のマスキングテープ。あれも倉敷で製造されてんですよー。知ってました?あたしゃ、つい最近知りました(笑
ほとんどが関東以西の出店者のなかで唯一、東北から参加していたのが、山形で活動している編組み細工の熊谷茜さん。あけびにぶどう、クルミなど、東北ならではの素材を組み合わせて使う技に驚いたというか感心したというか。
あけびのボディにクルミで縁取りしたバスケット、そのたたずまいは日本というよりヨーロッパ。手間ひまかかる分お値段も張りますが、その理由も了解しているお客さんが多いと熊谷さん。
「倉敷民藝館があるから(東北の編組を)見知ってるんですかねえ〜」と感心してました。ありがとう民藝!写真中央は松ぼっくりを張り合わせたバッグ!隣のクルミなんか、あなた花編みしてるんですよ…
FOC倉敷でいいなあと思ったもうひとつは、ワークショップの数が多いこと。
木工に陶芸に革細工にガラス細工に…と、あらゆる手仕事が子どもたちにも体験できる。ブースは会場の一画にあって、私がいる間中、親子連れでわいわいがやがや。どういう体験メニューにするのかは、きっと作り手さんが仕組みを考えるのだろうけど、その手間ひまのかかり具合はハンパではないだろう。奥の方には糸ノコがズラリならんで、子どもたちが順番待ち。個人的には型染めにすごーーく興味がありましたー。
そんなワークショップのテーブルの片隅に、京都の若手農家さんによる宅配サービス「小さなきもちプロジェクト」を知らせるフライヤーが。このネットワークの代表が、すぐ横で和紙によるワークショップを開いていたハタノワタルさんだった。
京都府綾部市にて夫婦で紙すきをしながら、地域の仲間たちとさまざまな活動もしているのだとか。京都とはいえ綾部は山間部にあるため気候も厳しく、しかも耕地は少なくて農地集約なんかできやしない。そんな中で、市場を通さずに自立を目指していける農のカタチを探している等々…。うう、住む環境はまったく違うのに、抱えている問題はまったく同じなのねー。ここでも眼からウロコのトーホグ人。厳しいのはトーホグだけじゃあないのだ。
昨年3月11日の東日本大震災以来、継続的な支援活動も行っているというのも涙が出るほどありがたい話。しかしね、話しこみ過ぎて写真を1枚も撮らなかったバカなワタクシ…。
陶磁が多いのはFOC倉敷も同じで、次に多いのは木工。意外だったのは染織で、手紡ぎ手織りの毛織物、つまりホームスパンの作家さんがひとりふたりと糸車を回しているのには驚いた。ちなみに関西の地で織物を指導していたのは、現岩手在住のホームスパン作家Mさんだったりと、なんだかんだで手仕事世界は繋がっているのである。
で、そうそう中川ワニ珈琲さんですね。
一度は飲んでみたいワニ珈琲、初日は午後に到着したのですでに売り切れており、それでは!とリベンジかけて翌日も行った。しかしオープンの10時ちょい過ぎで、ブースの周りにはもう長蛇の列だったんですよ…あっさり、諦めました。
さて、FOC倉敷はマンキツした。しかし倉敷の見どころはまだまだ続くーう。]]>
初めての倉敷たび・その2。
http://tdstone.exblog.jp/15973028/
2012-06-03T08:14:57+09:00
2012-06-03T08:14:23+09:00
2012-06-03T08:14:23+09:00
teardropstone
日々のアレコレ
数年前に行ったクラフトフェア松本では早々に息切れしてしまった私。以後、他のクラフトフェアを見て歩いた結果、100軒くらいが自分のベスト出店数と認識している。それ以上は、見ても覚えてられなくなる。
より多くを見たいという気持ちは確かにある。
けど、優れた「目」を持つオーナーを通してモノ選びを学ぶのもクラフトショップやギャラリーに足を運ぶ理由と考えれば、クラフトフェアだって何がしかの「フィルター」を通して出てきたモノを見る方が結果的には目養いにつながる(持論ですけど)。
松本は別格だけど、これまで行ってみて「いいなあ」と思ったフェアも、やはり実行メンバーの中に作り手がいることが多い。もちろん、ここFOC倉敷も。
日頃の行いがよかったせいか(…誰の?)、2日間ともほぼピーカン。とはいえそんなに暑さを感じなかったのは、倉敷が海に面した町だから?(それにしては海まで遠いケド)
芸分館の庭にいくつも広がるタープの小径。あっちでコンコン…と作り手さんの実演の音。こっちのブースには制作工程が写真でズラリ。仕上げ前の作品を工程ごとに並べているところもある。その横で、作り手さんとお客さんがしゃがみ込んで話してる。「あっ、どうもー」「今年はひとり?」な〜んて、お馴染みさんも多いみたい。ここにも、ものづくりネットワークがしっかりと出来ている。そんな中に、ポンと飛び込んでしまったトーホグ人(笑
陽光にキラキラ輝いていた軽やかなグラスの作り手は、香川県の天露ガラス工房さん。すっきりとシャープなかたちだけど、手に持つと華奢な感じはなくて安定感がある。吹き広げる工程で使う鉄ハサミの跡が横一文字に幾重にも刻まれているのがキレイ。シャーレみたいな小鉢のシリーズが個人的に大ヒット!でした。
うおっ!?と立ち止まったガラスのオブジェ。「用」とは別の世界だけど、こういうのも好き。案の定、子どもたちが大いに食いついてましたっけ。
<まだまだ続くで〜>
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初めての倉敷たび・その1。
http://tdstone.exblog.jp/15913213/
2012-05-24T16:55:40+09:00
2012-05-24T16:55:41+09:00
2012-05-24T16:55:41+09:00
teardropstone
日々のアレコレ
盛岡からは直線距離にしておよそ900キロメートル。
ちなみに測った札幌〜鹿児島間は1640キロメートルなので、日本のほぼ半分の距離を移動することになる計算だ。そりゃあ遠いわなぁ。
土日で効率よく倉敷を見るため、盛岡からは深夜バスを使って東京駅へ向かう。
金曜の深夜23時45分に出発して着時間は土曜朝7時55分。しかし経由駅の北上で乗り込む人がなく、高速道路も比較的空いていたとのことで、6時30分には東京駅に着いた。
GWにおきた関越道での大事故を受けて、ツアーバス会社も細心の注意を払っているのかしらん。もちろん、乗務員は二人でした(笑
東京駅からは新幹線。
バスとの乗り継ぎの余裕をみて、8時30分発の博多行きのぞみ17号に乗り込む。
東海道新幹線に乗ったのって、たぶん東京で働いてた頃のことだから20年以上前だ。富士山が見えた!って興奮したのだけは覚えてる。
今回は進行方向左側。品川と新横浜を越えると静岡県。駿河湾を見ながら浜名湖を過ぎ、名古屋へとひたすら南進。
山の形も木々の色も東北とは違う。そして田んぼが圧倒的に少ない。青々とした田地は小麦なんだろうな、とか、車窓から地域の暮らしを思い描く。
琵琶湖に近い近江のあたりは田んぼが比較的多いみたい。そして滋賀あたりから、家の形態がだいぶ変わってくる。
腰壁に焼き板を使った漆喰造りにグレーの瓦が載っかった和風の家。雪が多い東北の家にはない形態で、田地の中に立つ姿はとても存在感がある。
住宅地は総二階の建て売りばかりでも、農村地帯には地域の個性が色濃く残ってるってのは東北とまったく変わりませんなー。
京都駅では車窓から見える東寺の五重塔に、大阪駅では駅前のビルの密集度に「おー!関西に来たわ!」とテンションが上がる。
ここから先の沿線は、地平にいっさいの山並みが見当たらない。実際には見えないけれど、それは海が近いサインである。新神戸のちょい先でちらっと見えたあの橋は明石海峡大橋だったろうか。すごくきれいなアーチ状の橋だった。
11時55分岡山駅着。
山陽本線に乗り換えて…と思ったら、架線点検とか何やらで大幅に列車が遅れていると放送。さいわい倉敷までは伯備線でも行けると案内され、むかいに止まっていた電車に乗り込む。
北長瀬、庭瀬、中庄という駅からは女子高生が大量に乗り込んで来た。スマホ見ながらおしゃべりしている彼女らの言葉には関西のイントネーションもほとんどない。
ぶっちゃけ、東北人にとって大阪より南は「ほぼ関西」という非常にざっくりとした認識。それは大きな間違いであることを、女子高生のおしゃべりから学ぶことに。
12時30分過ぎ、倉敷駅に降り立つ。
改札を抜け、左に曲がると美観地区に続く南口。いっぽうの北口はイトーヨーカドーが入る大きなSCと、その奥に三井アウトレットパーク。迷わず南口へと向かう。
構内を出て見渡した倉敷の町の第一印象が「仙台」だったのは、レンガ敷のペディストリアンデッキが似ていただけのことで、駅前からビルがひしめき立っている仙台と違い、倉敷は建物の向こうに山並みが見える。ああ空が広い、それだけで田舎者はほっとする。
美観地区入口のビジネスホテルに宿を取ったので、カートバックを引きずりながら中央通りを歩く。
午前中だからだろうか、土曜だというのに歩行者が少ない。この閑散とした感じは盛岡によく似ていて、そんなところにも親近感が湧いてしまう。早々にチェックインして荷物を預け、ホテルを出ると信号のはす向こうに漆喰壁の家並み。ああ、あの向こうが美観地区だな。歩きたいのを我慢して、通りをさらに西へ。
会場の目印、倉敷市芸分館を見つける前に、イベントでおなじみの緑のタープが並ぶ緑地に行き当たる。そうここが、倉敷訪問の目的地のひとつ「フィールドオブ倉敷」の会場。
自他ともに認める、うつわと手仕事バカの私。
東北各地をスタートに、クラフトフェア松本、工房からの風など予算と時間の都合が付く限り各地のクラフトフェアに足を運んで来た。
会場ではいろいろな作り手さんの作品を見、またお話を聞かせていただいたりもしてきたけれど、そのほとんどは東北や関東圏のものづくり人。
東北人にとって、中部そして関西、中国から九州などなど日本の南半分での手仕事の人やモノに触れるチャンスは少ないのだ。
だったら、意識して出会いに行こう。越すに越されぬ大井川を越えてやろう。
「フィールドオブ倉敷」を知ったのは、そんな時期。
「行こう!」迷いは、ほとんどなかった。
<まだまだ序の口。続きます>
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