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父がうこぎの若芽をどっさり採ってきたので、今年初めての「おくぎ」を作りました(私ではなく母が)。
おくぎ、というのは局地的な呼び名らしく(…いや、多分「うこぎ」の方言だな)、いわての伝統食について書いた本には「うこぎのほろほろ」と紹介されています。 まずは塩を入れたお湯でうこぎをさっとゆがく。 冷水にさらしてしぼったうこぎを細か〜く刻む。 用意したくるみと味噌漬け大根も細か〜く刻む。 それらを合わせてかき混ぜて、はい出来上がり。炊きたてご飯にのっけていただきます。 若芽のほろ苦さとくるみの食感。味噌漬け大根はちょっぴり多めに入れた方が好き。 西行法師は「うこぎ飯」が大好物だったとか。 南部藩の菜園にはうこぎが植えられていて、藩士も食べていたとか。 これが本当なら、ほろほろは800年以上前からあった伝統食ということになります。 この時期盛岡の大きなスーパーには、うこぎとくるみと味噌漬け大根がセットになった「ほろほろパック」が並びます。 しかし飲食店で「うこぎ飯」にお目にかかったことは、まだありません。 「おくぎ」もとい「うこぎのほろほろ」は、春のほんの一時期だけしか食べられない、しかも家庭料理でしかお目にかかれない、盛岡のマボロシ名物かも。
by teardropstone
| 2005-05-05 18:32
| 日々のアレコレ
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