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ということで、こちらも小岩井CRAFT市。 ですが、まあ、あれこれリポートの字面を追うのも 大変かなと思い、写真を見ながらいろいろと。 おひさしぶり!の “いるふ。”宮本さんの 布ものたち。 布のテクスチャ、色、そして、それらを取り合わせて一枚の テキスタイルに仕立てる技…。 毎回ため息が出てしまいます。 この人は、本当に布が、針仕事が好きなんだと思う。 無理矢理お願いし、製作途中の作品を撮影。 そして、これらの多くは、 9月19日から、矢巾町の「ギャラリー豆」さんでお披露目されます! ガラスとがまぐち展 (ガラス:伊藤嘉輝、がまぐち:宮本佳緒里) ●日時/9月19日(水)〜26日(水)11時〜17時 ●会場/ギャラリーwith喫茶 豆(矢巾町又兵エ新田5-162-1) 共催は、星耕硝子の伊藤さん。いやあ、素敵な取り合わせ♡ 森の中はわんにゃん多数。 ゴールデンとかミニチュアダックスとか最近は洋犬が多いけど、 柴犬くんたち2匹がケンカちゅう。 う〜んやっぱ日本の犬、かわいいよ〜。 かわいいといえば! 秋田のガラス作家、こむれみほさんちのにゃんこ! 全身きれいな赤とらにゃん、 その名も「金萬」!!←知ってますよね?秋田を代表する銘菓っす うぎゃ〜〜〜〜!! かわゆす!!! そして。 無駄な対抗意識を燃やし、うちのしろりんもアップ。 (しろしんは会場にはおりません) CRAFT市は、明日も開催してますよ〜ん。 #
by teardropstone
| 2012-09-16 17:40
| いわてうつわめぐり
色々あるようで色々なくて、でもバタバタと慌ただしく。
こちらが、すっかりお留守になっておりました。 倉敷の続きは、またいつか。 9月はともかく、10月がなんだかバタバタしそうです。 移動も多そう。 がんばって、乗り切ろうと思います。 まずは、 こちらのブログの書き方をうっすら忘れてしまったのでリハビリ。 ************************************ 本日の「積ん読」コーナーから★ 糸に染まる季節(大西暢夫/岩崎書店) 職人の仕事ほど面白いものはないと思ってる。よどみなく動く手、真剣なまなざし、立ち上る汗と気迫。そんな所作の一つ一つが無駄なく美しく、見飽きることがない。とはいえ所詮、仕事は結果。私たちが気軽にプロセスを見られるのは寿司職人くらいなもんだろう。 写真家・大西暢夫の「糸に染まる季節」は、新潟県十日町市で染織を手がける職人を追った写真絵本。草を刈って染料を作り、染料に繰り返し漬けて染めた糸で布を織り、布に絞り染めを施す工程が写真で綴られる。文章は短い。なのにページを繰るたび染め場の暑さや生糸を通したステンレスの棒がぶつかる音まで聞こえてくるようだ。圧巻は、工房の天井いっぱいに染め糸がぶら下がる見開き。「糸に保存された季節の色だ」と短く添えた一言が、仕事のすべてを伝えている。 あぁ、かなわん。写真の力の前にいつも軽い敗北感を感じるのは、字数で日銭を稼ぐ我が身の性。それでも、続編を熱望している一冊。 ************************************ ちゅう、ことで。この、様々な賞も受けている大西さんの写真展が、 ちょうど、花巻市の「るんびにい美術館」で開催されています。 往き交う命 大西暢夫 写真展 第二期 [水になった村]・[ぶた にく] ●日にち/8月23日(木)〜10月9日(火) ●時間/10:00~17:00(水曜日休館) 感想:仕事の捉え方は人それぞれ。 だけど、生産性だけを追い求める「ビジネス」よりは 私は「役目」ととらえたいと、おてんとさんに向かって祈るばーちゃんの写真を 見ながら思いました。不覚にも写真見ながらないてしまいました。 すごくいいよ。見てみて。 #
by teardropstone
| 2012-09-05 18:02
| 日々のアレコレ
茨城から出店していた木工作家の垣本圭子さん。繊細なくりものに塗りを施したアクセサリーやカトラリーがあるかと思えば、実用的ながらフォルムがすこーし変わっている筒ものや指物があったりなどなどと。写真では見事に見切れてますが、右横にあったマスキングテープ入れ、あれは素晴らしい!
そうそう、最近「mt」マークで大人気のマスキングテープ。あれも倉敷で製造されてんですよー。知ってました?あたしゃ、つい最近知りました(笑 ほとんどが関東以西の出店者のなかで唯一、東北から参加していたのが、山形で活動している編組み細工の熊谷茜さん。あけびにぶどう、クルミなど、東北ならではの素材を組み合わせて使う技に驚いたというか感心したというか。 あけびのボディにクルミで縁取りしたバスケット、そのたたずまいは日本というよりヨーロッパ。手間ひまかかる分お値段も張りますが、その理由も了解しているお客さんが多いと熊谷さん。 「倉敷民藝館があるから(東北の編組を)見知ってるんですかねえ〜」と感心してました。ありがとう民藝!写真中央は松ぼっくりを張り合わせたバッグ!隣のクルミなんか、あなた花編みしてるんですよ… FOC倉敷でいいなあと思ったもうひとつは、ワークショップの数が多いこと。 木工に陶芸に革細工にガラス細工に…と、あらゆる手仕事が子どもたちにも体験できる。ブースは会場の一画にあって、私がいる間中、親子連れでわいわいがやがや。どういう体験メニューにするのかは、きっと作り手さんが仕組みを考えるのだろうけど、その手間ひまのかかり具合はハンパではないだろう。奥の方には糸ノコがズラリならんで、子どもたちが順番待ち。個人的には型染めにすごーーく興味がありましたー。 そんなワークショップのテーブルの片隅に、京都の若手農家さんによる宅配サービス「小さなきもちプロジェクト」を知らせるフライヤーが。このネットワークの代表が、すぐ横で和紙によるワークショップを開いていたハタノワタルさんだった。 京都府綾部市にて夫婦で紙すきをしながら、地域の仲間たちとさまざまな活動もしているのだとか。京都とはいえ綾部は山間部にあるため気候も厳しく、しかも耕地は少なくて農地集約なんかできやしない。そんな中で、市場を通さずに自立を目指していける農のカタチを探している等々…。うう、住む環境はまったく違うのに、抱えている問題はまったく同じなのねー。ここでも眼からウロコのトーホグ人。厳しいのはトーホグだけじゃあないのだ。 昨年3月11日の東日本大震災以来、継続的な支援活動も行っているというのも涙が出るほどありがたい話。しかしね、話しこみ過ぎて写真を1枚も撮らなかったバカなワタクシ…。 陶磁が多いのはFOC倉敷も同じで、次に多いのは木工。意外だったのは染織で、手紡ぎ手織りの毛織物、つまりホームスパンの作家さんがひとりふたりと糸車を回しているのには驚いた。ちなみに関西の地で織物を指導していたのは、現岩手在住のホームスパン作家Mさんだったりと、なんだかんだで手仕事世界は繋がっているのである。 で、そうそう中川ワニ珈琲さんですね。 一度は飲んでみたいワニ珈琲、初日は午後に到着したのですでに売り切れており、それでは!とリベンジかけて翌日も行った。しかしオープンの10時ちょい過ぎで、ブースの周りにはもう長蛇の列だったんですよ…あっさり、諦めました。 さて、FOC倉敷はマンキツした。しかし倉敷の見どころはまだまだ続くーう。 #
by teardropstone
| 2012-06-04 07:57
| 日々のアレコレ
ホームページによると、「フィールドオブ倉敷(FOC倉敷)」の開催は今年で7回目。出店は約80組、ほか9組のワークショップと6軒の飲食ブースが出ていたとのこと。
数年前に行ったクラフトフェア松本では早々に息切れしてしまった私。以後、他のクラフトフェアを見て歩いた結果、100軒くらいが自分のベスト出店数と認識している。それ以上は、見ても覚えてられなくなる。 より多くを見たいという気持ちは確かにある。 けど、優れた「目」を持つオーナーを通してモノ選びを学ぶのもクラフトショップやギャラリーに足を運ぶ理由と考えれば、クラフトフェアだって何がしかの「フィルター」を通して出てきたモノを見る方が結果的には目養いにつながる(持論ですけど)。 松本は別格だけど、これまで行ってみて「いいなあ」と思ったフェアも、やはり実行メンバーの中に作り手がいることが多い。もちろん、ここFOC倉敷も。 日頃の行いがよかったせいか(…誰の?)、2日間ともほぼピーカン。とはいえそんなに暑さを感じなかったのは、倉敷が海に面した町だから?(それにしては海まで遠いケド) 芸分館の庭にいくつも広がるタープの小径。あっちでコンコン…と作り手さんの実演の音。こっちのブースには制作工程が写真でズラリ。仕上げ前の作品を工程ごとに並べているところもある。その横で、作り手さんとお客さんがしゃがみ込んで話してる。「あっ、どうもー」「今年はひとり?」な〜んて、お馴染みさんも多いみたい。ここにも、ものづくりネットワークがしっかりと出来ている。そんな中に、ポンと飛び込んでしまったトーホグ人(笑 陽光にキラキラ輝いていた軽やかなグラスの作り手は、香川県の天露ガラス工房さん。すっきりとシャープなかたちだけど、手に持つと華奢な感じはなくて安定感がある。吹き広げる工程で使う鉄ハサミの跡が横一文字に幾重にも刻まれているのがキレイ。シャーレみたいな小鉢のシリーズが個人的に大ヒット!でした。 うおっ!?と立ち止まったガラスのオブジェ。「用」とは別の世界だけど、こういうのも好き。案の定、子どもたちが大いに食いついてましたっけ。 <まだまだ続くで〜> #
by teardropstone
| 2012-06-03 08:14
| 日々のアレコレ
これまでは大阪が最南訪問地。その先の世界へ、一歩踏み出した先は岡山県倉敷市。
盛岡からは直線距離にしておよそ900キロメートル。 ちなみに測った札幌〜鹿児島間は1640キロメートルなので、日本のほぼ半分の距離を移動することになる計算だ。そりゃあ遠いわなぁ。 土日で効率よく倉敷を見るため、盛岡からは深夜バスを使って東京駅へ向かう。 金曜の深夜23時45分に出発して着時間は土曜朝7時55分。しかし経由駅の北上で乗り込む人がなく、高速道路も比較的空いていたとのことで、6時30分には東京駅に着いた。 GWにおきた関越道での大事故を受けて、ツアーバス会社も細心の注意を払っているのかしらん。もちろん、乗務員は二人でした(笑 東京駅からは新幹線。 バスとの乗り継ぎの余裕をみて、8時30分発の博多行きのぞみ17号に乗り込む。 東海道新幹線に乗ったのって、たぶん東京で働いてた頃のことだから20年以上前だ。富士山が見えた!って興奮したのだけは覚えてる。 今回は進行方向左側。品川と新横浜を越えると静岡県。駿河湾を見ながら浜名湖を過ぎ、名古屋へとひたすら南進。 山の形も木々の色も東北とは違う。そして田んぼが圧倒的に少ない。青々とした田地は小麦なんだろうな、とか、車窓から地域の暮らしを思い描く。 琵琶湖に近い近江のあたりは田んぼが比較的多いみたい。そして滋賀あたりから、家の形態がだいぶ変わってくる。 腰壁に焼き板を使った漆喰造りにグレーの瓦が載っかった和風の家。雪が多い東北の家にはない形態で、田地の中に立つ姿はとても存在感がある。 住宅地は総二階の建て売りばかりでも、農村地帯には地域の個性が色濃く残ってるってのは東北とまったく変わりませんなー。 京都駅では車窓から見える東寺の五重塔に、大阪駅では駅前のビルの密集度に「おー!関西に来たわ!」とテンションが上がる。 ここから先の沿線は、地平にいっさいの山並みが見当たらない。実際には見えないけれど、それは海が近いサインである。新神戸のちょい先でちらっと見えたあの橋は明石海峡大橋だったろうか。すごくきれいなアーチ状の橋だった。 11時55分岡山駅着。 山陽本線に乗り換えて…と思ったら、架線点検とか何やらで大幅に列車が遅れていると放送。さいわい倉敷までは伯備線でも行けると案内され、むかいに止まっていた電車に乗り込む。 北長瀬、庭瀬、中庄という駅からは女子高生が大量に乗り込んで来た。スマホ見ながらおしゃべりしている彼女らの言葉には関西のイントネーションもほとんどない。 ぶっちゃけ、東北人にとって大阪より南は「ほぼ関西」という非常にざっくりとした認識。それは大きな間違いであることを、女子高生のおしゃべりから学ぶことに。 12時30分過ぎ、倉敷駅に降り立つ。 改札を抜け、左に曲がると美観地区に続く南口。いっぽうの北口はイトーヨーカドーが入る大きなSCと、その奥に三井アウトレットパーク。迷わず南口へと向かう。 構内を出て見渡した倉敷の町の第一印象が「仙台」だったのは、レンガ敷のペディストリアンデッキが似ていただけのことで、駅前からビルがひしめき立っている仙台と違い、倉敷は建物の向こうに山並みが見える。ああ空が広い、それだけで田舎者はほっとする。 美観地区入口のビジネスホテルに宿を取ったので、カートバックを引きずりながら中央通りを歩く。 午前中だからだろうか、土曜だというのに歩行者が少ない。この閑散とした感じは盛岡によく似ていて、そんなところにも親近感が湧いてしまう。早々にチェックインして荷物を預け、ホテルを出ると信号のはす向こうに漆喰壁の家並み。ああ、あの向こうが美観地区だな。歩きたいのを我慢して、通りをさらに西へ。 会場の目印、倉敷市芸分館を見つける前に、イベントでおなじみの緑のタープが並ぶ緑地に行き当たる。そうここが、倉敷訪問の目的地のひとつ「フィールドオブ倉敷」の会場。 自他ともに認める、うつわと手仕事バカの私。 東北各地をスタートに、クラフトフェア松本、工房からの風など予算と時間の都合が付く限り各地のクラフトフェアに足を運んで来た。 会場ではいろいろな作り手さんの作品を見、またお話を聞かせていただいたりもしてきたけれど、そのほとんどは東北や関東圏のものづくり人。 東北人にとって、中部そして関西、中国から九州などなど日本の南半分での手仕事の人やモノに触れるチャンスは少ないのだ。 だったら、意識して出会いに行こう。越すに越されぬ大井川を越えてやろう。 「フィールドオブ倉敷」を知ったのは、そんな時期。 「行こう!」迷いは、ほとんどなかった。 <まだまだ序の口。続きます> #
by teardropstone
| 2012-05-24 16:55
| 日々のアレコレ
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