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割とありきたりな名前なので、同じ姓名の人は世の中に結構いると思う。
しかしありきたりな名前でも、たとえば生年月日まで同じ人間が存在してる確率って、 限りなく低いと思う。 そんな奇跡の人間が、うちの母親である。 きっかけは、今話題(?)の「ねんきん特別便」が、母宛に届いたこと。 いわゆる「消えた年金5000万件」に該当するデータがあるってことだ。 「ど〜せ申告しだってたいした額もらえねんだからいいべ」と面倒臭がる本人。 「違〜う!記録もれは国の怠慢!それを正すのが国民の権利であるっ」とワタクシ。 鼻息荒く社会保険事務所へ行った。 果たして社保庁に残ってた記録は、2ヶ月分の厚生年金記録だった。 んが、オッカサンは会社勤めをしたことがない人なのである。 同姓同名、しかも生まれ年も誕生日まで同じ「他人」がいたんである。がび〜ん…。 詳しく教えてもらえなかったけど(当然)、東京で働いてたことがある人のようだ。 どこで生まれた人なのかなぁ。今も生きてる人なのかなぁ。 どんな人生を送ってきた人なのかなぁ。 同じ年の同じ日に生まれ、同じ名前をつけられた人。 これまでも、この先も、多分出会うことはないんだろうけど、 きっとなにかの「縁」がある人。 もし自分にそういう人がいたら…こここ怖いっっ。 市内の富士見橋のそばで羽を休めていた白鳥(と、その他大勢のカモ)。 散歩の人の歩調に合わせ、ゆる〜く流れを登ったり下ったりしてた。 まだ渡りの気配すらございません。 春は、もうしばらく先の話。
by teardropstone
| 2008-02-06 01:39
| 日々のアレコレ
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