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涼しかったり蒸し暑かったりと、天気は日替わり。
三寒四温ってのは冬から春への季節変化をあらわす言葉だけど、夏から秋へと変わっていく今頃にもなんだか当てはまりそう。どっちも、いわてが一番過ごしやすい時期だ。 先週末から、ふたつほど作品展を鑑賞。 ひとつは、一関で開かれてた「黄金の国 陶芸展」。 宮城県北と岩手県南で作陶活動をしている14人の作品展示会。 いわての北or中央エリアの作家さんは把握しつつあるけど、県の南、ましてや宮城の作家さんの作品を目にする機会って案外少ない。 やっぱ、衣川の柵は越えるの大変なんざんす〜(笑)。 会場は、酒造メーカー「世喜の一」の見事な石造りの蔵。でっけぇなぁ〜。 昨年、工房に押し掛けた高鞍窯の井上さんが材廊していたのでご挨拶。際立つ存在感ながら食卓にすっと溶け込む焼締のうつわたち。飾っても使ってもサマになるという井上さんの作品を知ったお陰で、私は焼締のよさに開眼したのだ。奥様のしつらえの効果も大きい。 覚えてて下さったのは嬉しいけど、その記憶をたぐるキーワードが、お邪魔した時に盛り上がった繋のラブホテル群、通称「盛岡子づくり村」の話ってのはいかがなものか。そーゆーキャラかぃ、あたしゃ(泣 登米市で作陶をしている、リバース陶房の鈴木由香さんはまだ20代。しかし「シーサーを作りたくて」単身沖縄の壺屋に入り、その後益子の製陶所にいたという経歴。 ダイナミックな釉がけは南国のやきもののようでもあり、益子の伝統の香りもしっかりあり。形もいいし色もいい。とてもパワーを感じる若手作家さん。 ちっちゃなシーサーも出してたようなんだけど完売。ないと欲しくなるんだよなあ。 鯵ヶ沢のC-POINTでお目にかかって以来、何度か作品を拝見していた都澤佐岐さん。 ひもづくりで仕上げたとは思えない確かなかたちと、陶土も釉もピュアホワイトという潔いほどの存在感がいい。バナナ皿とかわんこの箸置きとかキッチュなものもある。 以前から気になっていた座主窯の工藤修二さんともお会いできた。藁灰が描く自然の釉模様が、焼締の器肌をさらにひきたてる。使っている花山の土は灰を吸収するという不思議な特性を持っているらしく、それで思いがけない表情が現れるみたい。見るたびに愛着が深まるうつわ。 他にも気になる作家さんいろいろ。大御所・大久保窯さんのうつわも拝見できたし、シンプルで愛らしいあすみ工房さんもよかった。独特の絵付けが持ち味の岩田さんの磁器、陶工房海さんの黒釉のピッチャー、使い勝手がよさそうな瑞樹窯さんのカップ、阿都麻焼さんの赤絵のカップ…もちろん、買ったつもりで満喫してきたっすよ。 帰り際、井上さんに呼び止められた。 「ねえ、飲まない?」…えぇ? いきなりですかっ。 なんつうコトはない、会場でやってた抽選会で当たったビール券をくれるってぇ話で。 なんだーナンパかと思ってドキドキしたのに〜。ちぇっ。 相変わらずのひょうひょうとしたお人柄に和ませていただきました(^^)/
by teardropstone
| 2006-09-13 02:37
| いわてうつわめぐり
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