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引き続き、ミニ手仕事市です。
竹細工の若き職人、勢司恵美さん。 いまは茨城県で制作をしていますが、修業先は大分県別府市。そう、あの別府竹細工の産地です。 別府の竹細工はかっちりとして美しく、すきのない伝統工芸品というイメージですが、恵美さんの作品はまったく違う。 山で伐った竹そのままを用いた、大分でいうところの“青物”を作っているのです。もちろん自分で材料も調達しています。 マダケの荒物をつくる女職人さんは初めて出会いました。 昔ながらの手仕事は私たちの生活のあらゆる場面から失われていますが、プラスティック類に取って代わられたザルやカゴ類はより深刻かもしれません。 一戸町のスズタケ細工なんかもそうだしね。 恵美さんも、そんな現実に危機感を覚えたそう。これからは地元茨城で失われつつある、こいのぼりの飾り玉などを学んでいく予定といいます。 工人まつりでは、さまざまなカゴが並んでいました。これが本当に美しかった。 それと一緒に、鍋敷きやカトラリー類などなど竹の小物類もいっぱい並んでいました。 荒物とは別に、こういう細工物を作るのがやっぱり女性だと思います。今回は、この小物類を紹介しますよ〜。 こちらはマダケの鍋敷き。 よーく見ると3本取りで編まれています。丈夫さはいわずもがなですが、それ以上に美しい。使わないときは壁にかけておいても絵になります。隙間に写真や花を挿したらインテリアにもなりそう。うん、白壁にかけたら映えそうだなー(妄想中)。 バターナイフは親指にあたる部分に節を持ってくるなど、使い勝手を考えたつくり。しかも竹です。ちょっとやそっとじゃ折れませんから実用性も抜群です。菜箸も丈夫で美しいですよ。 このほかにはマダケの茶托、針山も。 茶托はガラスのコップにベストマッチだし、針山はくらんくらんするほどかわいい。 いつかは、ザルやカゴ類も扱いたい。そんな思いもひしひしです。 確かな「手」をもつ作り手さんです。
by teardropstone
| 2011-06-30 17:34
| てとて、手しごと
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